臆病な私でも恋はできるのか。





私も意地悪しすぎたかなと彰人くんの部屋で二人きりになろうと提案してみた。

彰人くんとも二人でゆっくり話したかったし。


彰人くんは、ベットの上に。私はベットを背にしてクッションをつかみながら座った。


「沙織ちゃん、帰ってきたと思えば意地悪になった」


「ごめんなさい」


「謝らないで…否定して…」


「彰人くんは面倒臭くなった」


「え…泣きそう…」


「男らしくして下さい」


そう言うと、何かを決めたように私の隣に座りなおし、こちらに向き直った。