「英語は喋られるようになった?」 「もちろん!四年間の留学でしたから。日本語があやふやなくらいです…と言いたいですが、日本語は彰人くんと連絡を取っていたので問題ないです」 雪柳さんの質問にもぺらぺらと答えられるくらいには日本語は抜けていない。 「あの後も、自分が背中を押したのに行かせたくなかっただとか、ずっと言ってたよね」 と彰人くんに説明されると、雪柳さんは恥ずかしいと顔を手で覆っていた。