臆病な私でも恋はできるのか。






「例えばどんなことが知りたい?」



「えっと…とりあえず…お家での過ごし方…とか」



そう聞くと、腕を組んで考える素振りをする柊くん。



「何してるんだろう…あ、テレビみたり…鷺草さんいじったり」



いっ…いじるって、年上の人相手に!?

わっ私…出来るかな?



「ま、基本みんなのいるリビングにいるかな〜」



柊くんの言葉を頭に詰め込む。



「あ、あと、気をつけておいてほしいことがあって…」



な、なんだろう?



「あの人たち…特に雪柳さんは距離が近いから、沙織ちゃんみたいなピュアな子には大変かも」



ゆ、雪柳さんは距離が近い…と。

必死に頭の中に言われたことをメモする。

でも、今のところは大丈夫そう…?