柊くんの身体になったことで、これまで重いと思っていたものが軽く感じるようになった。
スーツケースを持って家を出る。
少したって自販機で買った缶ジュースが開けられないことに驚いている柊くんの代わりにわたしが開けてあげた。
缶ジュースなんて普段飲まないし、私自身こんなにひ弱だったとは…と少し凹んだ。
「あ、そうだ!メアド交換しよう!」
「えっ?あ、はい…!」
ポケットから携帯を取り出す。
メアドなんて交換するのいつぶりだろう。
といっても、登録してあるのは両親とともちゃんの番号だけ。
な、涙出そう…

