臆病な私でも恋はできるのか。





私が彰人くんと同じところに住んでいると言うと、目をまん丸にして驚くとっきー。

そういえば、知らなかったんだっけ。



「黙ってたわけじゃないけど、そういうことだ」



「え!酷くない??先生、どう思います?教えてくれたってよくない?」



「お前にはな〜学校で言いふらしそうだからな。あと、彰人。同じ家だからってやらしいことするんじゃねーぞ」



「ばっばか!するわけないだろ!」



「冗談に決まってるだろ〜赤くなっちゃって可愛いやつ〜」



「お、おい!」



彰人くんが顔を赤くして車によると、窓を閉められ、じゃーねという声と共に先生は車を出発させてしまった。



「ごめんね」



「いっ、いえ!」



「沙織ちゃんのこと大切にするから、安心してね」



「はい…」



大切に…だって。ふふっ、彰人くんはいつも優しい。