ラストの花火が勢いよく連発すると、雨のようにゆっくりと落ちていく打ちあがった後の花火。
それが消えるまで何も言わず見つめる私たち。
花火…来年も来たいな…
「来年もまた…」
りおのその言葉に、他のみんな合わせて四人が、
「みんなで!」
そう声を揃えて言った。
みんなの気持ちは同じだったってことだね。
「お、じゃあ、また来年も美味しいやつ期待して待ってる」
私たちの声一歩後ろのところで聞いた先生がそう言って笑う。
「じゃあ、来年は私の手作りクッキーね」
りおがそう言うと、市販のやつが良いと言って先生は笑っていた。

