臆病な私でも恋はできるのか。





ついにお祭りの日。

部屋で今日は特別だからとお化粧をしているところに誰かがドアをノックした。


「はい…?」


「あ、今入っても大丈夫?」


雪柳さんの声だ。


「大丈夫です」


急いで仕上げをし、そう声をかけると、ゆっくりと扉が開いた。


「ごめんね〜今日予定入っちゃって!鷺草くんも行けないみたいだから二人で行って欲しくて」


「そう…ですか」


皆さんと仲良く出来るチャンスでもあると思っていたのだけど…仕様がないよね。