「ごめん、俺一緒に行けない」
誘ってくれた子と一緒に居るところが想像出来なかった。
「そう…ですか。あはは、ちょっと期待しちゃいました…」
「ごめん」
「あ、謝らないで下さい…!あと…その、追いかけたほうが良いですよ」
「え?」
「後ろです。私のこと気にしないで下さい!先輩のこと、ちょーっとだけ良いな〜と思っていただけなので」
振り返ればどこか見覚えのある横顔がみえた。
早く行って下さいと俺の背中を押す年下の女の子の手は震えていた。
俺みたいな中途半端なやつよりもっと良いやつと幸せになってくれ。
今の状態でそう思うのは酷だと思うが、本当にそう思う。
君はもっと幸せになれるはずだよ。

