私は彰人くんより付き合いは浅い。 でも…それでも… 「まだ間に合う!」 久しぶりに声を荒げた気がする。 喉がひりひりと痛む。 「私…ちゃんと伝えてくる」 ゆっくり立ち上がったりおは、私と彰人くんの顔を見た後、涙目のまま口角をあげ走り出した。 走れ…走れ!間に合え! お願い…どうか間に合いますように。