臆病な私でも恋はできるのか。





「彰人くん!朝ですよー…起きないなら…こうです!」



そう言って思いっきりカーテンを開けると、


「そっち?!」


という謎の言葉を言いながら彰人くんは起きた。



「そっちって…?」


「キスでもしてくれるのかと」


「し、しません!そんなこと」



き、キスなんて…!



「ちょっとだけ期待した…で、ピクニックどこへ行くの?」


「え?あ、近くの…って聞いてたんですか?」


「うん結構前から」



そう言って掛け布団をめくると、彰人くんはもう着替えていた。



「恥ずかしい…」



そう言うと、ごめんと言いながら体を起こし笑ってこちらを見てきた。

本当に彰人くんは揶揄うのが得意だ。