臆病な私でも恋はできるのか。





「す、すみません」


急ぎ過ぎてしまった。

もう少しゆっくり…だよね。


ストンともう一度席につくと、


「いや、悪い。その、まだやっぱり苦手なのが抜けなくて。これからも嫌な思いさせると思う。ごめん」


そう謝られてしまった。


「だ、大丈夫です!……でも…なるべく早く皆さんと打ち解けられると良いな…と…思います」


そう言うと、マグカップを二つ持って一つを私の前に置き、すとんと目の前の椅子に座ってくれた。