臆病な私でも恋はできるのか。





怖くて、怖くて、縮こまりながら彰人くんが現れるのを待つことにした私。


…夏だからと言っても、夜になれば少しは肌寒い。

それに森の中だ。



「誰かー…居ませんかー…」



これは、多分…道を間違えちゃった…のかな。

そう言えば、分かれ道があった気がする。


彰人くんにひっついて歩いていれば良かった…

うー…怖いなー…


怯えているところにまたがさがさと何かが動く音が聞こえる。

ち、近づいてる?!


怖くて目を閉じた時だった。