「ふふっ、本当に怖いんだね。俺が持つよ」 「あ、ありがとう…ござ…」 懐中電灯を手渡そうとした時、タイミングよくがさっと草むらから音がした。 「きゃー!」 今は彰人くんの格好をしているというのに甲高い声を出しながら私は勢いよく駆け出してしまった。 無理無理…本当にこういうのだめなの!