臆病な私でも恋はできるのか。





な、何これ…こんなことってあるの…?



「びっくりした」


「わ、私もです」


「こんな偶然ってあるんだね」


「はい…」



もうすでにびくびくしている私に対し、彰人くんは何だか楽しそう。



「あ、そう言えば、お化けとかそういう類のもの嫌いだったよね?」



前に2人でホラー映画を観た時のことを思い出す。



「お、思い出しちゃったじゃないですか…!」


「ごめんごめん」



彰人くんはこういうところがあるから少し意地悪だ。