臆病な私でも恋はできるのか。





そのあとりおがやってきて、教室の異様な空気に気づいたとは思うのだけど、すぐにとっきーが話しかけに行ったためりおはその後も特に何もなく、いつも通りだった。


事件が起きるのはその日の放課後だった。



「ねぇ、柊くん、ちょっと…いいかな?」


「え…う、うん」



私…彰人くんに話…?

何だかすごく嫌な気分…


クラスメイトの女の子三人に連れられ向かったのは体育館の近くの人気の少ない場所だった。