臆病な私でも恋はできるのか。





「ただいま〜…」



お昼休憩ももう少しで終わるというところでとっきーが帰ってきた。



「なぁ、聞いてくれよ彰人〜…俺、先生に手伝います!って言ったら重くないから大丈夫って断られた!」


「そ、そうなんだ…?」



肩に手を乗せられ困ってしまう。

これでも一応中身の私は女子…であって…

けれど、そんなこと気にもせずまた話し続けるとっきー。



「んで、その後、俺の後ろからやってきたうちの担任が来て、すっと荷物持ち上げたわけ!『職員室までですよね?』って言って!そしたら、先生、俺の時は大丈夫だって言ったのに、『はい。ありがとうございます』って嬉しそうに言ってた!何?俺と担任の違い!」


「えっと、生徒に運ばせるなんて出来ないと思った…とか…?」


「そうなのかなー…あー、もう彰人で良いから俺のこと癒して…」



そう言って、ぐっと私の方に倒れこみ、肩に顔を乗せられてしまった。

か、顔が違い…!