「あの…さ?やっぱり可笑しくない?」 その一言に冷や汗をかいているのは言わなくともわかるだろう。 ホラー映画を観ているときのあの感覚に似ている。 「何か、隠してるんじゃない…?」 「…えっと…」 ガヤガヤとうるさいこの教室の声が遠ざかっていくように感じる。 頭が真っ白だ。 言うか、はぐらかす…か。