「あ、あの…!さ…ささ沙織ちゃんって呼んでもいいかな…?あ、だっダメだったらいいの!」
あたふたしながら必死に話しかけるりおちゃん。
「大丈夫ですよ」
にっこりと笑いそう答える柊くん。
きっと私ならりおちゃん以上に慌ててしまってこんな風に直ぐに返せなかった気がする。そこで更にりおちゃんをあたふたさせてしまい嫌な思いをさせてしまうのだ…
って暗く考えすぎかな。
「よ、良かったら私のこと…その…りおって呼んでもらっても…良いかな…?」
恐る恐る聞くりおちゃん。りお…って呼んでも…いいの?
でも、思い切って仲良くなるチャンスかもしれない。
そう思い柊くんにこくんと頷きサインを出す。
すると、
「じゃ…じゃあ…りお…?」
と私が柊くんと出会ったばかりのころの話し方を真似てそう言ってくれた。

