臆病な私でも恋はできるのか。





「野茨さんは高嶺の花みたいな存在でしょ?だから手出しにくいみたいな…私も緊張しちゃって声かけられないもん」



そう…なの?



「ま、だから?取られちゃう心配はないから安心とか思ってるんでしょ!だからって油断してちゃ誰かにさらっと奪われちゃうんだからね!私だって…男だったら…」



りおちゃんが熱く語り始めたところにとっきーがやってきた。



「お前語りすぎ。男だったらとかじゃなく話しかければ良いのに」


「う〜でも、私見た目こんなだし…迷惑じゃないかな…?」



少し派手な格好のことだろうか。



「めっ迷惑なんて思わないと思う!」



絶対思わない。ガタッと席を立ちそう言うと、一度驚いた顔をしてから、



「そうかな?よし、じゃあお昼誘ってみようかな!」


とにっこり笑い決意を固めていた。