ホームルーム中に携帯をちらりと覗くと、柊くんからの連絡が。
『さっき話しかけてきたうるさいバカっぽいやつは、時守拓也。とっきーって呼んでる』
とっきー…
心の中で復唱し、柊くんの方をちらりとみると、にこっと笑っていたので、分かりましたという意味も込めて頷いておいた。
柊くんの周りには友達が沢山だ…
それに比べて私は…休憩時間もひとりで本を読んで時間を潰したり…
大違いだ。人に囲まれて過ごしてきた柊くんに私のような一人の生活が耐えられるのかな…退屈じゃないかな…
って人のことを心配する前に私の方が大変そうだ。

