教室に入り、はっとする。
そうか、この間会った三人はみんな同じクラスなんだ…
そんなことも知らずにいたなんて、私はいつも自分から他人に関わろうとしていなかったんだ…
「よう!彰人!」
席の近くまで来て話しかけてきたのは、柊くんの友達の男の子の方だった。
「お、おう。おはよ」
こんな感じ…?
「なんだー?元気ないね?」
「あ、いや、そんなことないよ」
元気がない…という訳ではない。
「そうか?あ、そういえば、あいつ今日はテンション高いだろうから気をつけろよ」
「え?」
あいつが誰なのか、どうしてなのかを聞く前にチャイムが鳴り先生が教室に入ってきてしまった。

