……なるわけがなかった。
「おはよー!って!わわわ!野茨さんじゃん!一緒に来たの?」
学校に近づいて来たところからどこか焦っていたのだ。
その予感はあたり、どこからか見つかってしまい、この間ショッピングをした時に会った柊くんの友達の女の子がいつの間にか隣に居た。
「あ、えっと、会ったから一緒に行こうかってなって」
「そうなんだ」
今の返し方可笑しくなかったかな…柊くんのように上手く出来てたかな…
「野茨さん!お…おは…おは…おはよ!それだけ!」
…え?
女の子は緊張した様子でおはようと挨拶だけして走り去ってしまった。

