臆病な私でも恋はできるのか。





「おお!これが良い!ちょっと試着してくるね〜」


「え?あ、はい」



ぱたぱたとかけていったせいで私には柊くんがどんなものを選んだのか分からずドキドキしながら試着室の前で待つことになった。



「彼女さんですか?」



試着室で対応をしてくれた店員のお姉さんにそう尋ねられる。



「あ、えっと…そういうのでは…」



私が答えようとしたと同時に試着室のカーテンの開く音がした。

カーテンからひょこっと顔を出した柊くんはそのまま私に向かって手招きをする。


その通り近くに寄ると、にっこりと笑う柊くんが。

自分の顔だっていうのにそう笑う柊くんに何故かドキッとしてしまった。