臆病な私でも恋はできるのか。





なんて、考えているうちに自分の番が回ってきた。



「プレゼント用ですか?ご自宅用ですか?」



そうか。その手があった!



「プレゼント用にして下さい」



これで、何とか自分が使うとは思われないんじゃないか!?

とそう気づきつい頬が緩んだ。



「彼女さんにですか?」



会計を済ませ、包んでもらうのを待つ間、そんなに混んでいなかったのもあってかそう店員さんに声を掛けられた。



「あ、えっと…はい」



取り敢えずそうしておいた。

他に良い案が思い浮かばないし。



「ふふっ良いですね」


「はい」



ぎこちなく笑顔を返す。

お姉さん凄くこっち見てくるし…柊くんは男の子だから顔を隠す髪が無くて周りが眩しい。


早く…早く終われ〜

と心の中で願っておいた。