「ギャハハハ!!! まじで言ってんの!? 何それ! 超ウケるんですけど!! さすが千愛のお父さん! 神の領域だね! アハハ!ダメ!お腹痛い!! 無理無理!笑いすぎて死ぬ!!!」 学校の昼休み… 人影の少ない中庭で昼食を食べながら、私は現状を説明していた。 親友の瑞希が、涙を流しながら腹を抱えて爆笑している。 爆笑の理由はただ1つ…。 それは遡ること数時間前。 私が朝目を覚ますと、家にいるはずの父がおらず…。 1枚の置き手紙だけがそこにあった…。