それだけ言うとつかさの手を引っ張って天龍達を後にした………









そのあいだしばらく沈黙が流れていた…



沈黙を破っあのは私だった


「ごめんね。変なとこ見せて」



笑顔を作ってみせた……


「何言ってんの!てか天龍最低」


「そーだね、正直あそこまで言われるとは思わなかった」

アハハハっと笑うとつかさは苦しそうに


「無理して笑わないで…。ほんとは辛いんでしょ?」



つかさには嘘がつけない…。



全てお見通しみたいだ


「本当言うと正直あそこまで言われるとしんどい。仲間と思ってた頃から私はあんな風に思われてたのかって天龍が分からなくなってく」



本当は天龍皆、私が姫だった頃から邪魔に思ってたかもしれない……。