涙が枯れる日 Ⅰ【完】





「お前のせーで俺は役職を下げられた!!」



役職?仕事の事?




「そ、そんなの知らないよ!」




「お前を引き取ってからいい事が1度もない!こんな事になるなら引き取るんじゃなかった」




父の言葉に固まった……



確かに父は“ひきとるんじゃなかった“と言った……。




その何気ない言葉は、私の心をえぐった……。




ママが死んで、1人だった私の少しの希望にもなれたお父さんの存在……。




そして今まで知らなかったママの本性。




そして狂い出した父。





「ねぇ、だったらどうして私を作ったの……?」




私はイラナイ子じゃん…。



「お前は俺の子かも知らねぇよ!知ってるのは海だけだ」