涙が枯れる日 Ⅰ【完】




割れたお皿が落ちていたり、ソファが破かれていた………。




そして不気味に笑っている父…。





「お………とう…さん?」




怖い……。



「どうして……?」




「あの小娘ーーーーーーー!!!!」




耳を塞ぎたくなるような大きな声で父は叫んだ……




小娘って誰のことだろう……?




「ど、どうしたの?」



私の声を聞いて私に近づいてくる父