「あっ、お父さん帰ってたんだ…」
「あぁ。それより桜花ちょっとそこに座りなさい」
お父さんに言われてお父さんの前に座った
「桜花の付き合ってた人は橘さんとか言ってたな?」
遥斗?
「うん?そうだけど…どうかしたの?」
「何でもない」
そう言ってるけどお父さんの顔がやけに嬉しそうだった………
私は不思議に思ったけど、お父さんが遥斗に興味を持ってくれたのかな?と思って嬉しくなった
「でも珍しいねっ!こんな時間に帰ってくるなんて」
「仕事が今日は早く終わったからな」
「そうなんだ!お父さんってなんの仕事をしてるの?」
「桜花には関係ない」
さっきまでとはまるで雰囲気が違ったいた………
冷たく言い放った言葉。
お父さんは何も思わないで言ったのかもしれない………


