涙が枯れる日 Ⅰ【完】




「ねぇー、知ってる?上には上がいるって事…」






私の言葉に天龍の皆が私を見た




雷輝「何が言いてぇんだよ。この地味男が俺らより上って言いてぇのか?フゥッ、バカップルにもほどがあるわ」


バカ過ぎる……




遥斗の殺気は素人が出せるようなものでも無いのが気づかなかったのかな?




どこまでも自信で出来てるのね……





人は自分が上だと下は見る……





でも上は自分と思ってるせいで自分達の上を見ない……





そしてどんどん近くも見えなくなっていく………




それは自分達のチーム内さえも……