涙が枯れる日 Ⅰ【完】




は?



私が雷輝の事が好き?




バカ言わないで欲しい。



誰があんな最低やろう好きになるのよ…




「こんな最低野郎、誰が好きになるのよ?
私は遥斗しか好きじゃない。それに奪う?奪う理由が私にはないけど?」





理子「どうだか。本当は橘の事も騙してるんでしょ?
物足りないから雷輝に手出したの?」





面倒だなー



何回同じ事言わないといけないのよ




そんな事を思ってると雷輝が初めて喋った







雷輝「フッ…。俺が襲ったんだよ」