涙が枯れる日 Ⅰ【完】





車から降りて校門に入った




するといつもより更に酷くなっている皆からの視線…………




忘れてた………



昨日いろいろありすぎてすっかり





てかもう皆に知られてるの?




やっぱり怖いなー




遥斗もこの異様な視線に気がついたのか




「桜花。俺内田に会ったら何すっか分かんねぇぞ?いいか?」



「うん………。でも気をつけてね…」




そらから教室までのあいだ、ずっと激しい視線の中歩いた