涙が枯れる日 Ⅰ【完】




「だろ?もし桜花が汚れていても俺も桜花以上に汚れてる……。だったら桜花が気にする事なんかねぇんだよ」



「……………。」



「分かったろ?桜花はなんも考えるな。内田は許さねぇがな」




最後の言葉は本気だ………。




私が拉致られた時と同じ顔をしているからすぐに分かった







それから話も済み、遥斗とバイバイした…









すぐそこに黒くて深い闇が迫ってきてる……