涙が枯れる日 Ⅰ【完】





今まで天龍が何かをしてきても由紀君はなにもしてこなかった………





だから勘違いをしちゃってたんだね…




由紀君は実は理子ちゃんの本心に気づいてるんだって。




でもそれは私の勘違いだった………




由紀君は、私がつかさの親友だから気を使っていただけなんだって



やっぱり誰も私なんかを信じてくれる人なんて居ないんだ………





だったら悪い方になっちゃえばいーんだ




「そうだね!理子ちゃんも飽きちゃったし、だからつかさに変えたの」




自分でも言っていて意味が分からない……




でもきっと、天龍の皆は分かるんじゃないかな?





輝希「最低だね。人間として終わっているよ」



輝希から向けられる軽蔑の目………





由紀「桜花ちゃんは天龍を……仲間をどれだけ苦しめば気がすむの?」




快「こいつ母親死んでるんだろ?おめぇも死ねば良かったのによぉ」



斗真「ほんとだねー!親もこいつみたいな最低な奴なんだろぉなっ!」




は?



ママが最低?




――――プツン




私の中の何かが切れた……………





「黙れよ。てめぇらこそどーなんだよ!女にホヤホヤ騙されて人を傷つけれてることにも気づけねぇ奴が、人を馬鹿にしてんじゃねぇよ!」



雷輝「あぁ?騙される?騙したのはてめぇだろ!」



「騙した?まぁいつまでもそう思っとけばいい。気づいた時には何もかもが無くなってるよきっと……」




そう言って去ろうと思った………





でも雷輝に腕を掴まれて進めない……





「なに?離してくれない?」



雷輝「てめぇが言いてぇのは理子が俺たちを騙してるって言いてぇのか!俺の彼女悪く言っていい立場か?」




こいつらはとことんバカだ………





何が俺の彼女よ………