涙が枯れる日 Ⅰ【完】



そっか………



遥斗は私の事を思って言ってくれたのか……




私が遥斗をとってお父さんとの事を後悔して欲しくなかったから




「ありがとう………。私お父さんと暮らす」



「そうしろ。一人より安心だ」



そう言って遥斗は私を引き寄せた




「もし離れても、いくらでも会いにいく」


そう言ったかと思ったら



――――チュツ



「…///………っ?」




い、いきなりのチュー!?




しかも隆さんも智さんも居るのに!!



「フッ。だから安心しろ」



「う、うん」