涙が枯れる日 Ⅰ【完】





そーんな感じでつかさに引きずられて屋上に着いた



「桜花、ちゃーんと話してくれるよね?」


「な、何を?」


「橘くんとのデートと昨日休んだ理由を」


「う、うん……」


そして私はデートの事と昨日の事を言った



「はぁ〜〜、桜花に何も無くてよかった。すんごく心配したのよ?」


そうだよね………



前科で自殺しかかってるし心配するよね……




「心配かけてごめんね」


「気をつけるのよ?」


「うん!」



「で?昨日お父さんと会ったの?」


私は1回ママに言われてたお父さんを言ったことがある


だからつかさも凄く驚いていた



「そうなの……。想像と違いすぎてビックリした」


「そうだよね。で?また話がしたいって言ってたんでしょ?」



「うん。正直まだ話すとかは難しいかな………」


正直まだお父さんが分からないしな



「でもさ?話さないと分からない事もあるよ?」


「そうだよね……。」



「まぁ、桜花が決めればいい!でもタイミングは逃さないようにね?」


「うん!近々話してくる」



やっぱりつかさは頼りになる



つかさが親友で良かったって思うな