涙が枯れる日 Ⅰ【完】



それを聞いた2人はとっても安心したような顔をして

私の手を握ってお礼を言われた………



しかし、その手は遥斗の手で解かれた



「勝手に触んな。殺すぞ」


いつもの声より低くて本当に怖い



智「ご、ごめん!もう触んない!」


隆「す、すんません!」




「桜花、行くぞ」


そう言って遥斗は私の手に指を絡ませてきた



こ、これは………恋人繋ぎ!!



やっぱりドキドキする……