涙が枯れる日 Ⅰ【完】




なーんて1人でデータを作っていると


「あぁ。桜花が遅刻してきてな」


と、遥斗は私を見てきた……




「もう!ごめんって!」



すると


?「桜花ちゃん!俺遥斗の幼馴染みで遥斗の右腕やってる北野智(キタノ トモ)で〜す!よろしくね〜!」



このチャラい奴は智と言うらしい




?「桜花さんおはようございます。私は若の近辺担当の藤井隆(フジイ タカ)です。よろしくお願いします」


そして爽やかさんは隆さんと言うらしい


「桜花、今日の買い物で護衛をする奴だ。これからよく会うと思うから覚えておけ」



「うん!」



私は智さんと隆さんの方に向いて



「明道桜花です。智さん、隆さんよろしくおねがいします」



ニコッと笑うと遥斗が



「桜花、あんまこいつらに笑うな」


と、低い声で言われた………



「ぅん?何で?」


「こいつらが桜花に惚れんだろ」


意味わかんない。誰が私に惚れるのよ


「大丈夫。こんな事で惚れられるほど私は可愛くない」