「やめて!」 私がなんど言っても男はやめなかった 「桜花どうした?」 「もしも〜し、俺全国№6の彪雅(ヒュウカガ)の総長の朝日奈コタだ(アサヒナ)」 「何でそんなお前が桜花の電話にでんだよ」 「いやー、天龍の姫を拉致ったつもりが違ったみてぇーでな。携帯に入ってたお前に電話したんだよー」 「何だよそれ!どこにいるんだ!」 遥斗の怒鳴り声が携帯からもれて聞こえてきた 遥斗怒ると怖いな………… 「さぁ?頑張って探してみな」 「ちょま――――。」 男はニヤっと笑って電話を切った