すると突然頭が痛んだ
「いった…………。」
なんだ……あれは夢か
「お!やっと目覚めたな〜」
痛い頭を抑え起き上がると目の前には知らない男が居た
「誰?私の知り合い?」
一応知り合いか確認をとってみた
「違うかなー、でも俺らは桜花ちゃんを良く知ってるよー」
なんだ、知り合いじゃないのか
てか、当たり前か………
こんなに気持ち悪い奴と知り合いとか絶対ごめんだ
でもこいつ私の事よく知ってるとか言わなかったか?
「何で私を知ってるの?」
そう聞くと男はニタっと嫌な笑いを浮かべて言った
「だって桜花ちゃん、天龍の姫なんでしょ?」
……………………………なに言っってやがるこいつ
この男は気持ち悪いうえに馬鹿だったのか


