涙が枯れる日 Ⅰ【完】



私がそう言うと

「嘘?そんな人いる?」


まだ気づいてない見たい…………







私がしばらく遥斗を見て固まっていると、どんどんと遥斗が近づいてくる




「な、なんでこっちくるの」



つかさは未だ分からない様子だ




すると遥斗もやっと私に気がついたらしく…




遥斗も驚いていた




そりゃそうだよね



昨日の今日でこんなにもすぐ会えると思っていなかったから………



「は、遥斗もこのクラスなの?」


私が尋ねると遥斗は


「そうみてぇだ。でも桜花と同じとは思ってなかったが…」


そう言ってフッと笑った…