《葵SIDE》

美思があいつらから愚痴聞かされてるのは知ってるけど。

真面目なんてめんどくさい。

葵「とりあえず、中学の時みたいにはならないようにしないとな。」

中学の時は真面目だったから、いろんな女が寄ってたかってきた。

美思「きっと大丈夫だよ。」

美思が俺の手を握ってくれる。

本当、優しいよな。美思は。

葵「それに、今までチャラチャラしてた俺が急に真面目になったらみんなひくだろうしな。」

美思「それもそうだね。」

葵「とりあえずは、美思に勉強教えてもらうって口実で美思と同じ時間に学校行くわ。」

美思「えっ⁉︎起きれるの?」

その時間、普通に起きてるし。
遅刻常連だから、起きれるか心配されるんだろうな。