しばらく歩いて…。
葵「もう、ついてきてないよな?」

美思「明日、厄介そうだね。」

葵「そうだな。」

美思「なんであんな人が担任なんだか。」

美思はプレッシャーとか重荷が凄いって聞くけど一緒にいるからよく分かる。

担任が原因ってこと。

葵「なんかあったらすぐ言えよ。本当に。」

あいつがいるかぎり美思が心配だ。
いつ美思が倒れてもおかしくない状態って事も知ってる。

美思「うん。でも、しばらく距離置かないと危なさそうな気もするけど。」

確かにな…。

葵「明日次第だな。」

美思「そうだね。」

葵「とりあえず帰るか。俺の家来る?」

美思「本当‼︎葵くんの家滅多に行かないから行きたかったんだよね。」

葵「そんなに?」

美思「うん。いつも家に来てもらってばかりだから。」

そういうことな。