美思「えっ?」

ガチャ

愛純「美思‼︎お兄ちゃんが葵くんいるなら、ちょっと貸してって。」

美思「だって、葵くん。いってらっしゃい。」

愛純「葵くん。ごめんね。お兄ちゃん空気読めないから。」

葵「大丈夫です。」

先輩が空気、読めないのは中学の頃から知ってる。


先輩のいるところへ急ぐ。

心一「葵‼︎久しぶり。ちょっと手伝ってくれ。」

葵「はい。」

とりあえず、渡された木の板を持ってるけど…。

心一「机、作ってたんだけど一人だと難しくてね。」

机、作ってたんですか…。

葵「すごいですね。」

心一「暇つぶしだ。」

暇つぶしに机作るって…。