虹色のキミ。



はーぁっ…。






学校も終わって1人で下校。






瞬は部活やってるから、帰りは1人なんだ。






だから私は読書をしながら帰ってる






『虹の日ねぇ…』






その本には虹の日に好きな人と一緒にいると願いが叶うという恋愛ストーリーだった。







そういえば、あの時も虹が綺麗な日だったな……。






私は家の近くの公園のベンチに座り夕焼けを見ながら過去をゆっくりと脳内で振り返っていた……。