「こ、心愛ちゃん?」 心愛ちゃんは私が名前を呼ぶとビクッとし 抱きついてきた。 そして私にだけ聞こえる声で 「まだ会って1週間なのに…っ私の事そんな風に思ってくれてありがとっ」 そう言った。 私もまた涙がこみ上げてきた すると廊下の奥の方で バタバタと走る音が聞こえ 「だれだ!!問題を起こしたのは!!」 先生だ、! 「心愛ちゃん…とりあえず…逃げよう!」 そう言って私は心愛ちゃんの腕を掴んで 走って逃げた