「は?なんで」




「心愛ちゃんは私の大切な友達です
そんな裏切ってまで浅田さんと仲良くしたいなんて思いません」



私がそう言った瞬間





ペシンーーー…っ





「っ!!」







一瞬何が起こったかわからなかった





そして私はなぜかじんじんする

頬に手を当てる。





そこでやっと理解できた。






私、今ビンタされた??







「あ、あんたがバカだからいけないのよ!!」





浅田さんは少し慌てながら


私をキッと睨む。