相原君は今日も笑顔で


 笑顔で食べている香奈恵ちゃんを見ていると何だか気持ちがいい。

 私は最後のデザートにとパフェをタッチパネルで注文。

 あっという間に運ばれてきたパフェを手にとってテーブルに置く。

 パフェだけでもいくつか種類があったけど私はイチゴパフェを選んだ。

 バニラアイスに生クリーム、イチゴのソース。てっぺんにはイチゴがのっていてアイスには小さくて可愛いコーンがささっている。

 甘い香りが鼻を刺激してとっても美味しそう。

 テーブルに前もって用意されていたスプーンで一口すくって食べてみると甘さと酸っぱさが口に広がって見た目通り美味しい。

「……ん、美味しいっ」

「でしょ? ここのパフェ全部おすすめだよ」

 「今度また来ようね」とレーンを流れてきたプリンを手にしてテーブルに置いた香奈恵ちゃんに「うん」と頷いた。


***


「うーん、いっぱい食べたなー。お腹ぱんぱん」

「私も。久しぶりにいっぱい食べたよ」

 お金を払ってお店を出た後、ポンポンと両手でお腹を軽くたたく香奈恵ちゃんに私も思わず左手でお腹をさする。

 香奈恵ちゃんと放課後や休みの日にお店に行くことはあるけれど学年が上がる前後では久しぶりだった。