ラグタイム

ふーん、本当はどうなんだろう?

「おい、何笑ってるんだよ。

行き先を調べたついでだって言っただろうが」

藤本さんが毒づくように言った。

「はいはい、わかってます。

まだ朝ご飯を食べていないんで、ご飯から先にお願いします」

笑いながら答えたあたしに、
「だから、笑うんじゃねーってば」

藤本さんが毒づくように返した。


藤本さんの運転でついたところは、白を基調としたカントリー風の小ぢんまりとしたカフェだった。

「へえ、素敵なところですねー」

車から降りると、カフェを眺めた。