ラグタイム

放り込まれるように車に乗せられ、ついた場所に本日2回目の絶句をした。

天井には煌びやかなシャンデリア。

足元には赤いじゅうたん。

「いらっしゃいませ、藤本様」

横一列にズラリと並んだ従業員があたしと藤本さんに向かって頭を下げた。

「な、何ですか、ここは…?」

ドラマの世界に入ってしまったのかと思ったくらいだ。

「すまないが、こいつを変身させてやってくれないか」

藤本さんが1番前にいる従業員に声をかけた。

「えっ、変身?」

一体、どう言うことですか?